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一発試験 大型・中型の場合

「大型の免許を取りたい」と思ったときに「教習所に通わずに試験場で受験したら費用が少なく済むのでは?」と考える方は少なくないでしょう。


しかし、ほとんどの方が教習所を卒業して免許を取得する方法を選択しており、いわゆる“一発試験”で免許を取得する方は
非常に少ないのが現状です。

一発試験とは

自動車教習所(学校)に入校せずに、直接運転免許試験場で受験することの通称で、他にも

「飛び込み(試験)」「一発免許」などと言う場合があります。

ここでは、合宿免許と比較・検討する材料にしていただけるよう“一発試験”の流れをご紹介します。

【大型一種・中型一種免許の一発試験】(東京都の場合)  ※都道府県により異なる部分があります。

免許取得までのフロー かかる費用

①仮免許を取得するため、適性試験を受けます。

※視力(深視力を含む)・聴力などの検査です。


不合格の場合・・・後日再受験することになります。


合格の場合・・・仮免許技能試験の予約をします。
(東京都の場合、同日は受験できずおよそ1~2週間後になることが多い。)

写真2枚

②仮免許の技能試験を受けます。

不合格の場合・・・再受験することになります。(改めて予約が必要です。)


合格の場合・・・仮免許証が発行されます。
※仮免許証の有効期限は6カ月間です。

受験料3,000円
(受験する毎に必要)


試験車使用料1,550円
(受験する毎に必要)


仮免許証交付料1,100円

③大型車(中型車受験の場合は中型車)を使用して路上練習(計5日以上)を行い、路上練習申告書に記載して提出します。

※大型免許取得後通算3年以上経過している人、または大型二種免許を取得している人に同乗してもらう必要があります。この練習をした日から3ヶ月以上経過すると(本免)試験は受けられず、再度同様の練習を行わなければなりません。

(中型車を受験される方の場合、同乗者は中型または大型免許取得後通算3年以上経過している人、または中型二種免許か大型二種免許を取得している人となります。)

④(本免)適性試験を受けます。

※視力(深視力を含む)・聴力などの検査です。


不合格の場合・・・後日再受験することになります。


合格の場合・・・技能試験の予約をします。
(東京都の場合、同日は受験できずおよそ1~2週間後になることが多い。)

写真1枚

⑤(本免)技能試験を受けます。

不合格の場合・・・再受験することになります。(改めて予約が必要です。)


合格の場合・・・取得時講習の申込(予約)をします。


※取得時講習は、法令上受講を義務付けられた(危険予測講習・高速道路講習・応急救護処置)講習で、運転免許試験場の指定する自動車教習所で受講します。

(一部または全部が免除になる場合もあります。)

受験料4,600円

(受験する毎に必要)


試験車使用料3,100円

(受験する毎に必要)


受講料22,550円

⑥免許証交付

仮に全ての試験に一度で合格したとして、予約状況によっては1ヵ月以上を費やします。


また、仮免許証の有効期限は6カ月ですが、路上練習は(本免)試験の3か月以内に行ったものでなければ無効です。さらに試験は平日にしか行われず、試験場によっては実施日が限られる場合もあります。


忙しい方には、とても困難なことだと想像できるでしょう。

交付料2,050円